全国労働衛生週間 安全衛生大会の実施

10月1日~10月7日の期間は、全国労働衛生週間となっています。
久工業所では、従業員・協力事業所を対象とした安全衛生大会を行いました。

まず初めに、社長による代表メッセージを頂きました。

毎年行われている労災関係の大きな行事は7月の全国安全週間と今回の全国労働衛生週間の二つで、どちらも厚労省・中災防が主催で行っております。
では、この全国安全週間と全国労働衛生週間の違いはなんでしょうか。
7月に行った安全週間の安全とは、サンダーで手を切ったり、物を落としたりして怪我をしたというような短時間で発生した事故や災害のことです。
今回の労働衛生週間の労働衛生とは、無理な姿勢や重労働による腰痛や日々のストレス、溶接ヒュームや粉じん等の吸引による体調不良というような、労働環境下で一定の時間を要して徐々に健康を損なう疾病災害と言われております。

会社としては全国労働衛生週間の期間に関係なく、年間を通して労働衛生について助勢、実行し、その中でも近年問題となっている長時間労働による健康障害の防止対策やメンタルヘルス対策に力を入れていきたいと思っております。

続いて、安全衛生委員会 江尻副委員長より、行事計画内容の説明、重点事項の伝達がありました。
令和7年度全国労働衛生週間における、久工業所の行事計画は次のとおりです。

10月1日(水) 趣旨徹底の日
10月2日(木) 総点検の日
10月3日(金) 労働衛生に関する研修会・講習会等の日
10月4日(土) 家族健康の日
10月5日(日) 休養の日
10月6日(月) 避難・救護訓練の日、健康診断の日
10月7日(火) 反省の日

安全で快適な職場環境の継続を目指し、労働衛生管理活動に積極的に取り組んでいきたいと思います。

『はなのころ』アート作品の展示

特定非営利活動法人 はなのころ 様より、アート作品をレンタル・展示させていただきました。

はなのころ は、障がい者のアート作品の展示、グッズやアパレルの販売、デジタルイラスト制作、交流イベントの開催などを通じて、障がい者のアート作品の魅力発信や、障がい者と社会のつながりを作り生きがいを見出すための支援活動を行っている団体です。

「好きなこと」を形にしたアートの数々は、どれも個性あふれる素晴らしい作品ばかりです。
そういった作品が多くの人の目に触れる機会を増やす手伝いができればと、久工業所でも作品をレンタルし社内に展示をさせていただくこととなりました。

今回、展示させていただくのは、油絵や切り絵など、4点の作品です。
事務所1階の応接スペースと厚生棟1階にそれぞれ2点ずつ、9月から3か月ごとに入れ替えで展示します。
   

社員だけでなく、来社される方々の目を楽しませてくれる素敵な作品ばかり。
身近に絵画などのアート作品が展示されているのはとても新鮮に感じられます。

この機会を通じて、障がいを抱えている人たちと社会をつなげる手助けのひとつとなれればと思います。

社内レクリエーションの実施

9月13日(土)

久工業所職員会の主催によるレクリエーションが行われました。
今回は、楽天モバイルパーク宮城にて楽天イーグルス対千葉ロッテマリーンズの観戦ツアーを行いました。

参加者25名で貸し切りバスにて仙台へ向かい、まずは観戦前の腹ごしらえ。
鐘崎ささかま館にて牛タン定食を食べてから球場へ入りました。

当日は曇り時々雨という悪天候に見舞われましたが、試合は行われました。
始めてスタジアムで観戦する方もいて、生の迫力に興奮していました。
ホームランあり、ファインプレーありと面白い展開でスタジアム全体が盛り上がっていました。

帰りのバスは、お弁当を食べながら、観戦の興奮がなかなか冷めなかったのか、皆さん話がつきないようでした。

参加者全員がベースボールを楽しむことができ、さらに親睦を深めることができました。

今回この様に楽しく観戦出来たのも段取り、当日のお世話をして下さった実行委員の皆さんのお陰です。
本当にありがとうございました。

第52回東北総合スポーツ大会 ウエイトリフティング競技会 出場

令和7年度 国民スポーツ大会東北ブロック大会 第52回東北総合スポーツ大会ウエイトリフティング競技が、8月23日・24日に名取市 宮城県農業高等学校にて行われました。

久工業所からは、遠藤敦也さん、山川良太さん、大河内優さんの3名が出場しました。
全員が全力で挑み、遠藤さんが55㎏級で位、山川さんが89㎏級で位、大河内さんが+109㎏級で位という好成績を修めました。

更に団体戦では、成年の部、総合共に福島県が1位に輝きました。

個人、団体と素晴らしい結果を得られたことは選手たちの弛まぬ努力の結晶に他なりません。

選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。

安全講話の実施

8月1日(金)

関根労働安全コンサルタント事務所 所長 関根孝司様を講師としてお招きし、全従業員を対象とした安全講話を行いました。

久工業所が過去実際に発行したトラブル発生報告書をもとに、良好点、改善点を説明していただきました。
記載する内容を、より詳細に書くと良いとアドバイスをいただきました。

簡易作業手順書についても、作業員一人一人が考え事故防止に努めていることが 読み取れるが、内容をもう少し濃くするとより良くなるとお言葉をいただきました。

これからさらに気温が上がり、熱中症の発生リスクが更に高まります。
熱中症は高齢者はもちろん、空腹時や寝不足、二日酔いの時が特に危険です。
朝礼やミーティングを行う際に体調の悪そうな人がいた場合は、声をかけ、休ませるなど社員一人一人が注意を図るようにしましょう。

関根様、この度はお忙しい中、本当にありがとうございました。
今回頂いたアドバイスや注意点を今後の安全活動に生かし、快適かつ安全な労働環境の継続に努めていきたいと思います。

夏季講話及び夏季賞与支給式の実施

7月25日(金)

久工業所 厚生棟2階にて、夏季講話を行いました。

シオヤ産業株式会社 営業部部長 本田嗣延様と営業部 野川潤様を講師としてお招きし、『切断の基礎知識』と題し、ご講演をいただきました。

鋼材などを切断する方法は大きく分けて2つあり、切断材料を破壊しながら切断する機械切断と、高温の熱で材料を溶かして切断する熱切断があります。
機械切断は材料の固定が必須なのに対し、熱切断は非接触式切断のため原則として材料の固定は不要のため、加工速度は熱切断のほうが早いです。

シオヤ産業様で実際に使用している機械の写真も交えながら、比較的小型な工作機械から大型の工作機械まで、様々な種類の切断機をご紹介いただきました。

切断の歴史についても触れました。
昭和20年代の熱切断の方法はガス切断のみだったそうですが、現在ではガス、プラズマ、レーザーによる切断が主流となり、切断する材料や求められる精度によって使い分けられています。

今回の講演は、普段目にする鋼材などがどのような機械でどのように切断されているのか知る良い機会となったかと思います。

本田様、野川様、お忙しい中ご講演いただき誠にありがとうございました。

続いて、夏季賞与支給式が行われました。

工事部と原子力部からの上期業績と下期工事予定の報告の後、社長から一人一人に賞与が手渡されました。

安全大会の実施

7月1日(火)

令和7年度 全国安全週間の開催に伴い、朝礼時に全社員及び協力会社を対象とした安全大会を行いました。

社長による代表メッセージ

今年度の久工業所の安全スローガンには『あわてるな 手を出す前に危険予知 高めよう 技術と心の安全意識!』を掲げ「労働災害ゼロ」の達成に日々取り組んでおります。
近年、特に問題になっているのが熱中症対策であります。令和6年は前年と比較して、休業4日以上の死傷者数が大幅に増加しており、今後の気候条件によりさらなる増加が懸念されることが指摘されています。久工業所でも熱中症予防基本対策を決めて従業員及び協力会社への周知を図っているところであります。
会社、安全衛生委員会、そして従業員・協力会社の皆さん一人ひとりが協力して「労働災害ゼロ」を達成しましょう。

鈴木部長による安全教育

職場における熱中症対策の強化について
職場における熱中症による死亡災害の傾向のほとんどが「初期症状の放置・対応の遅れ」
早急に求められる対策⇒現場に於いて死亡に至らせない(重篤化させない)ための適切な対策の実施が必要。

熱中症予防対策として、作業環境管理の面では、直射日光並びに周囲の壁面及び地面からの照り返しを遮ることができる簡易な屋根等を設けたり、冷房を備えた休憩場所又は日陰等の涼しい休憩場所を設けたりなどが挙げられます。
作業管理の面では、作業時間の短縮や水分及び塩分の作業前後の摂取及び作業中の定期的な摂取、熱を吸収又は保熱し易い服装は避け、透湿性及び通気性の良い服装を着用させることなどが挙げられます。

熱中症のおそれがある場合は安易な判断は避け、♯7119(救急安心センター)等を活用するなど専門機関や医療機関に相談し専門家の指示を仰ぎましょう。
今年の夏は、熱中症対策を確実に実施して『熱中症ゼロ』を達成しましょう!

安全衛生委員会 小松委員長からの決意表明

全国を見ましても労働災害は長期的に減少していますが、転倒や腰痛といった労働者の作業行動に起因する死傷災害、墜落・転落などの死亡災害が依然として後を絶たない状況です。
過去、久工業所で発生した労働災害のいくつかは、勤続年数2年未満の若手社員による災害であり、作業の不慣れと知識不足による災害だと考えております。若手社員の技術や安全意識向上をさせるためにも、KY活動等に積極的に参加し、意見を述べて貰うことが重要となります。安全に関する対策や作業方法等を深く考え・学び、安全衛生に対する感性を育てる環境を社員全員で築いて行きましょう。
今後もゼロ災害継続を目標に掲げ、安全衛生委員会メンバーが中心となって安全衛生活動促進に尽力していきますので、皆様の尚一層の御協力を宜しくお願い致します。

7月に入り、これから更に気温が上がって熱中症の危険が高まります。
熱中症防止対策や熱中症になってしまった際の適切な処置の周知など、更なる安全意識の向上に努め、無災害の職場環境を保つことのできるよう、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。

退職社員送別会

5月30日(金)

5月31日をもって退職される社員の送別会が行われました。

退職されるのは、営業部  鈴木 穣さんと工事部  小野 治さんです。
鈴木穣さんの勤続年数が50年、小野治さんは49年と長きにわたって尽力してくださったお二人。
時には厳しく、時には優しく、多くの後輩を導き育ててくれました。

社長から、現在の工事体制など久工業の基礎は二人の力があってこそのもの、長い間本当お疲れ様でした、と言葉がおくられました。

会長からのメッセージを滝波常務が代読され、健康に気を付けて、月に10日は会社に顔を出してほしい、など会長らしいユーモアあふれた言葉がおくられました。

社員代表挨拶として、管野良一さんと向川宏さんが穣さんへ、幡野貴弘さんと阿部祐磨さんが治さんにメッセージをおくりました。
入社したばかりの頃の印象やお世話になった思い出など、時折涙ぐみながら、今までの感謝やこれからの健康を願う言葉が二人におくられました。

社員一同より花束と色紙、記念品が贈られ、二人は、今までのことが走馬灯の様に思い出される、たくさんの言いたいことがあったが吹き飛んでしまった、と語られました。

最後は集合写真を撮り、社員全員で作るアーチで送り出しました。

今、第一線で活躍する社員のほとんどが、二人の背中を見て多くを学んできたと思います。
これからは一緒に働くことはできませんが、後を任せてよかったと思ってもらえるよう、今まで以上に努力をしていきたいと思います。

穣さん、治さん、長い間本当にありがとうございました!

 

優良従業員表彰

 

いわき金属工業協同組合の第71回通常総会にて、弊社工事部 幡野貴弘さんが優良従業員表彰を授与されました。

幡野さんは、2008年に入社して以来プラント部の職人として第一線で活躍されており、培ってきた経験と高い技術力で会社の成長に大きく貢献してくれています。

このようなかたちで表彰を頂けることは、同じ会社で働く仲間として大変誇らしく、同時に身の引き締まる思いです。

幡野さんに続けるよう、会社だけでなく地域への貢献を目指し、日々研鑽を重ねていきたいと思います。

 

ソフトボール大会の実施

5月24日(土)

小名浜企業交流会館グラウンドにて、久工業所職員会主催によるソフトボール大会を実施しました。

前日まで心配されていた当日の天候はくもり、絶好のスポーツ日和となりました。
ソフトボール大会には29名が参加し、9時から11時の2時間にかけて行われました。
社員の子供達も参加するなど、賑やかな開催となりました。

 

工事部対連合部で試合が行われ、一進一退の攻防を繰り広げられました。

結果は、19:11 で工事部が見事勝利を勝ち取りました。
勝利チームにはビール1ケースと缶コーヒー1ケースが贈呈され、MVPに選ばれた加藤翔貴さんには豪華賞品が選べるギフトカタログが贈られました。

続いて、やまなか家にて懇親会を行いました。
乾杯の挨拶の後、焼肉とソフトドリンクで乾杯しました。

今回のソフトボール大会を通じて、社員同士の親睦をより深めることができたのではないでしょうか。

参加された社員の皆さん、そして会場設営や段取りをしてくださった実行委員の皆さん、大変お疲れ様でした。

マスクフィットテストの実施

5月20日(火)

一般社団法人 いわき労働基準協会様のご協力の下、マスクフィットテストを実施しました。

令和5年より、金属アーク溶接等作業を継続して屋内作業場で行う事業者は1年以内ごとに1回、呼吸用保護具が適切に装着されていることを確認するフィットテストが義務付けられています。

久工業所としては、今年で3回目のフィットテストとなり、31名の社員がテストを行いました。

対象者全員を集めたマスクフィットテストの必要性などを含めた事前説明の後、1人ずつテストが行われました。

前屈やその場駆け足など、作業現場での実際の作業を模した動作を行い、マスクフィットテスターを用いて、呼吸器保護具の外側と内側の対象物質の濃度を測定します。

今回テストを受けた31名は見事合格を頂きました。
出張等で受けることのできなかった社員は、別日に行う予定となっています。

呼吸器保護具が必要な作業において、適切なサイズを適切な装着方法で身に付け、健康面でも安全を心掛けていきたいと思います。

いわき労働基準協会の皆様、この度はお忙しい中ご協力いただきありがとうございました。

令和7年度 防災講演会の実施

5月17日(土)

消防・防災の意識高揚の一環として、いわき市消防本部 小名浜消防署 消防司令補 佐原圭司 様に講師としてお越しいただき、防災講演会を行いました。
『防災の備えについて』と題し、ご講話頂きました。

まず「平時の備え」と「大雨・洪水について」お話しいただきました。

平時の備えについて
・災害リスクの確認(ハザードマップの確認や避難経路の選定)
・非常持出品・備蓄品の準備(飲料水や非常食(調理不要のもの)の事前用意)
・防災訓練・防災教育への参加(災害に対する知識や意識を高めるため)

大雨・洪水について
・河川洪水ハザードマップの確認
・マイタイムラインを設定し、災害時の行動を決めておく

 

続いて「緊急消防援助隊」について教えて頂きました。

緊急消防援助隊とは、大規模災害時に被災地の消防力だけでは対応できない場合に、全国の消防機関が協力して応援する制度です。
今年の2月末から4月初めに岩手県で発生した、大規模山林火災にも緊急消防援助隊が派遣され、佐原様も隊員の一人として現地で活動されたそうです。
現地での宿営地の様子や、空が火事による煙で覆われている様子など、実際の写真も見せて頂きました。

災害大国とも呼ばれる日本では、避けることのできない自然災害が度々起こっています。
実際に災害が起きた際、自分の身だけではなく家族や大切な人の安全を確保できるよう、今回学んだことを活かし、日々の備えを万全にしたいと思います。

佐原様、この度はお忙しい中ご講演頂き誠にありがとうございました。

表彰状を頂きました

東邦亜鉛株式会社小名浜製錬所様の工場記念日に際して、感謝状と記念品を頂きました。

永年にわたって補修や定修工事に携わり、様々な状況においても安全作業を続けてきた技術力の高さを評価され、表彰を頂くこととなりました。

技術力の更なる向上を目指し、常に安全を心掛けている我々にとって、このようなかたちで評価を頂けることは、大変誇らしく感じると同時に身の引き締まる思いです。

頂いた評価に恥じぬよう、これからも、技術力・安全意識の向上に努めていきたいと思います。

交通安全立哨指導の実施

令和7年4月6日(日)から15日(火)までの10日間は、令和7年春の全国交通安全運動期間となっています。
それに伴い、久工業所では4月7日(月)から4月11日(金)にかけて、帰宅時の立哨指導を行いました。

安全衛生委員が二人一組となり、会社敷地内から公道へ出る際の一時停止を促すなどの指導に当たりました。

4月は、新入生や新社会人、初心者ドライバーが多く、登下校中、通勤時の交通事故が予想されます。
右左折時や見通しの悪い道の走行、早朝・夜間の運転の際は、いつも以上に周囲に気を配り、交通事故に遭わない、起こさないように注意していきたいと思います。

安全衛生スローガン発表

4月1日(火)

令和7年度の安全衛生スローガンの発表及び表彰を行いました。

今年度のスローガンは、最優秀賞となった
「あわてるな 手を出す前に危険予知 高めよう 技術と心の安全意識!」
に決まりました。

最優秀賞を受賞されたのは、工事部の松野哲也さん。
優秀賞は、原子力部の根本隆文さん、工事部の橋本真明さんが受賞され、3名には社長より金一封が授与されました。

スローガンは1年間、久工業所厚生棟に掲示されます。

今年もゼロ災継続を目指し、安全を第一で頑張りましょう!