防災講話の実施

7月3日(土)

社内勉強会の一環として、いわき市消防本部 小名浜消防署 訓練指導員 石森嘉朗様を講師としてお招きし、防災講話を行いました。

社長からの挨拶の後、防火管理者の滝波常務より近年起きた災害についてお話を頂きました。

続いて、石森様よりご講話頂きました。

テーマは、「地震・風水害について」で、災害大国である日本・地震津波災害・風水害の3つについて、実際の被害の大きさが分かる写真や防災ガイドブックを交えながら教えて頂きました。

日本は毎年のように災害が起こっており、災害大国と呼ばれています。
近年では、地震や津波だけでなく、台風や豪雨による甚大な被害も発生しています。
災害から身を守るためには、災害に関する知識や発生時の行動を取り決めておくなど、日頃からの備えが重要です。

自治体からの避難情報や気象庁からの気象情報など、様々な情報が発表されますが、災害の発生危険度や避難のタイミングを明確にするために、避難情報と防災気象情報に「警戒レベル」が導入されました。

警戒レベルは5段階あり、数値が大きいほど危険度が高くなります。
これまでの警戒レベルに対する避難情報等は
レベル1:早期注意情報(気象庁)
レベル2:大雨・洪水・高潮注意報(気象庁)
レベル3:避難準備・高齢者等避難開始
レベル4:避難指示(緊急)・避難勧告
レベル5:災害発生情報
となっていましたが、令和3年5月20日からレベル3以上が変更
レベル1:早期注意情報(気象庁)
レベル2:大雨・洪水・高潮注意報(気象庁)
レベル3:高齢者等避難
レベル4:避難指示
レベル5:緊急安全確保
となり、避難勧告は廃止、レベル4までに必ず避難することが
求められます。

自分自身・家族の安全のためにも、危険個所及び発生し得る災害の把握はもちろん、避難ルート・非難場所の確認、さらには防災情報・気象情報を積極的に集め、勇気をもって避難をすることが大事です。

これからは、明日は我が身に起こるかもしれない、「だろう」ではなく「かもしれない」という意識をもって、防災知識を身に付け、災害への備えをしっかりとしていきたいと思います。

石森様、この度はお忙しい中、誠にありがとうございました。

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