7月25日(金)
久工業所 厚生棟2階にて、夏季講話を行いました。
シオヤ産業株式会社 営業部部長 本田嗣延様と営業部 野川潤様を講師としてお招きし、『切断の基礎知識』と題し、ご講演をいただきました。
鋼材などを切断する方法は大きく分けて2つあり、切断材料を破壊しながら切断する機械切断と、高温の熱で材料を溶かして切断する熱切断があります。
機械切断は材料の固定が必須なのに対し、熱切断は非接触式切断のため原則として材料の固定は不要のため、加工速度は熱切断のほうが早いです。
シオヤ産業様で実際に使用している機械の写真も交えながら、比較的小型な工作機械から大型の工作機械まで、様々な種類の切断機をご紹介いただきました。
切断の歴史についても触れました。
昭和20年代の熱切断の方法はガス切断のみだったそうですが、現在ではガス、プラズマ、レーザーによる切断が主流となり、切断する材料や求められる精度によって使い分けられています。
今回の講演は、普段目にする鋼材などがどのような機械でどのように切断されているのか知る良い機会となったかと思います。
本田様、野川様、お忙しい中ご講演いただき誠にありがとうございました。
続いて、夏季賞与支給式が行われました。
工事部と原子力部からの上期業績と下期工事予定の報告の後、社長から一人一人に賞与が手渡されました。