7月1日(火)
令和7年度 全国安全週間の開催に伴い、朝礼時に全社員及び協力会社を対象とした安全大会を行いました。
社長による代表メッセージ
今年度の久工業所の安全スローガンには『あわてるな 手を出す前に危険予知 高めよう 技術と心の安全意識!』を掲げ「労働災害ゼロ」の達成に日々取り組んでおります。
近年、特に問題になっているのが熱中症対策であります。令和6年は前年と比較して、休業4日以上の死傷者数が大幅に増加しており、今後の気候条件によりさらなる増加が懸念されることが指摘されています。久工業所でも熱中症予防基本対策を決めて従業員及び協力会社への周知を図っているところであります。
会社、安全衛生委員会、そして従業員・協力会社の皆さん一人ひとりが協力して「労働災害ゼロ」を達成しましょう。
鈴木部長による安全教育
職場における熱中症対策の強化について
職場における熱中症による死亡災害の傾向のほとんどが「初期症状の放置・対応の遅れ」
早急に求められる対策⇒現場に於いて死亡に至らせない(重篤化させない)ための適切な対策の実施が必要。
熱中症予防対策として、作業環境管理の面では、直射日光並びに周囲の壁面及び地面からの照り返しを遮ることができる簡易な屋根等を設けたり、冷房を備えた休憩場所又は日陰等の涼しい休憩場所を設けたりなどが挙げられます。
作業管理の面では、作業時間の短縮や水分及び塩分の作業前後の摂取及び作業中の定期的な摂取、熱を吸収又は保熱し易い服装は避け、透湿性及び通気性の良い服装を着用させることなどが挙げられます。
熱中症のおそれがある場合は安易な判断は避け、♯7119(救急安心センター)等を活用するなど専門機関や医療機関に相談し専門家の指示を仰ぎましょう。
今年の夏は、熱中症対策を確実に実施して『熱中症ゼロ』を達成しましょう!
安全衛生委員会 小松委員長からの決意表明
全国を見ましても労働災害は長期的に減少していますが、転倒や腰痛といった労働者の作業行動に起因する死傷災害、墜落・転落などの死亡災害が依然として後を絶たない状況です。
過去、久工業所で発生した労働災害のいくつかは、勤続年数2年未満の若手社員による災害であり、作業の不慣れと知識不足による災害だと考えております。若手社員の技術や安全意識向上をさせるためにも、KY活動等に積極的に参加し、意見を述べて貰うことが重要となります。安全に関する対策や作業方法等を深く考え・学び、安全衛生に対する感性を育てる環境を社員全員で築いて行きましょう。
今後もゼロ災害継続を目標に掲げ、安全衛生委員会メンバーが中心となって安全衛生活動促進に尽力していきますので、皆様の尚一層の御協力を宜しくお願い致します。
7月に入り、これから更に気温が上がって熱中症の危険が高まります。
熱中症防止対策や熱中症になってしまった際の適切な処置の周知など、更なる安全意識の向上に努め、無災害の職場環境を保つことのできるよう、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。