5月17日(土)
消防・防災の意識高揚の一環として、いわき市消防本部 小名浜消防署 消防司令補 佐原圭司 様に講師としてお越しいただき、防災講演会を行いました。
『防災の備えについて』と題し、ご講話頂きました。
まず「平時の備え」と「大雨・洪水について」お話しいただきました。
平時の備えについて
・災害リスクの確認(ハザードマップの確認や避難経路の選定)
・非常持出品・備蓄品の準備(飲料水や非常食(調理不要のもの)の事前用意)
・防災訓練・防災教育への参加(災害に対する知識や意識を高めるため)
大雨・洪水について
・河川洪水ハザードマップの確認
・マイタイムラインを設定し、災害時の行動を決めておく
続いて「緊急消防援助隊」について教えて頂きました。
緊急消防援助隊とは、大規模災害時に被災地の消防力だけでは対応できない場合に、全国の消防機関が協力して応援する制度です。
今年の2月末から4月初めに岩手県で発生した、大規模山林火災にも緊急消防援助隊が派遣され、佐原様も隊員の一人として現地で活動されたそうです。
現地での宿営地の様子や、空が火事による煙で覆われている様子など、実際の写真も見せて頂きました。
災害大国とも呼ばれる日本では、避けることのできない自然災害が度々起こっています。
実際に災害が起きた際、自分の身だけではなく家族や大切な人の安全を確保できるよう、今回学んだことを活かし、日々の備えを万全にしたいと思います。
佐原様、この度はお忙しい中ご講演頂き誠にありがとうございました。