6月14日・15日に行われた社員研修会(1班)に続き、社員研修会(2班)が6月28日・29日に行われました。
研修1日目
刃物メーカーでは国内屈指の工場見学施設である、新潟県燕市『藤次郎オープンファクトリー』を見学しました。
燕地域特有のプレス技術による「抜き刃物」の製造現場と、刀鍛冶伝統の鍛造による「打ち刃物」の製法を用いて作るハンドメイド品の製造現場を見せて頂きました。
続いて、『燕市産業資料館』を見学しました。
燕市産業史料館は日本で初めて産業という名前を取り入れた博物館です。
江戸時代から続く伝統的金属工芸技術についての製作工程や作業場の復元展示、日本の金属洋食器の歴史についてなど、燕市の産業に関する様々なものが展示されていました。
続いて、『宝山酒造』を訪れ、酒蔵を見せて頂きました。
宝山酒造は明治18年創業の酒蔵で、蔵人が丹精込めて作り上げた日本酒は、関東信越国税局酒類鑑評会や全国新酒鑑評会、全米日本酒歓評会、ボルドー酒チャレンジ、Kura Masterなど、国内外の品評会で多くの賞を受賞されています。
酒蔵見学の後、女将さんによる説明を聞きながら、日本酒の試飲をさせて頂きました。
続いては、今回の宿泊先『岩室温泉ゆもとや』へ。
部屋でゆっくりと過ごしたり、温泉を満喫したり、自由に過ごした後、19時より宴会が始まりました。
新鮮な魚介類や旬の夏野菜をはじめとした、彩り豊かな食事が並びます。
程よく酔いが回ってきた頃、カラオケ大会を開催しました。
各班から代表1人が選ばれ、自慢の歌声を披露し、声援や合いの手が飛び交い会場は大いに盛り上がりました。
今回、優勝に輝いたのは、我妻悠斗さんでした。
我妻さんには鈴木常務より商品が授与されました。
研修2日目
まず初めに向かったのは『越後一宮 彌彦神社』です。
彌彦神社は二千四百年以上の歴史を有する神社で、季節を問わず年間百四十万人もの人が参拝に訪れるそうです。
拍手を四度打つ「二礼四拍手一礼」という作法で参拝し、社運隆昌を祈願してご祈祷をして頂きました。
次に『燕三条地場産センター』を訪れました。
ここでは、包丁などの刃物やおろし金、カトラリーなど洋食器が購入できます。
お土産としてだけでなく、自分用にもと、各々買い物を楽しみました。
最後に訪れたのは『寺泊魚の市場通り』です。
通称「魚のアメ横」と呼ばれ、たくさんの海産物市場が軒を連ねています。
お土産に新鮮な魚介を買ったり、購入した牡蠣をその場で食べたり、思い思いに過ごした後、研修会最後の食事を頂きました。
普段はできない貴重な体験ばかりの2日間でした。
この研修を通じ、見聞を広めるだけでなく、親睦をより深めることができたのではないかと思います。
2日間、本当にお疲れ様でした。