忘年講話の開催

12月10日 (金)

新型コロナウイルスの猛威が徐々に治まりはじめた一方、新たな変異株が見つかったということもあり、感染拡大防止のため忘年会を中心し、講演会のみを行う事となりました。

講師として、いわき損害保険サービス 代表取締役 上田 裕則 様をお招きし、忘年講話を実施しました。

テーマは「大人の課外学習 2021」

自動車保険料の仕組み、日本人の平均寿命や死因についてご講演頂きました。

まず、ドライブレコーダーに記録された実際の事故の映像を見せて頂きました。
走りなれた道であっても、事故は唐突に起こり得るものなのだと実感させられました。
保険会社の提供するドライブレコーダーでは、事故等による強い衝撃を検知すると、レコーダーから保険会社へ記録された映像とGPSデータが送られ、救急車などの手配がされるのだそうです。

次に、自動車保険の保険料の仕組みを教えて頂きました。
事故が無ければ、毎年保険料が安くなると考えている人が多いらしいのですが、昨今は高くなっているのだそうです。

続いて、日本人の平均寿命と平均余命、死亡率から見た主な死因について教えて頂きました。
男性の平均寿命はおよそ81歳、女性はおよそ86歳と5歳ほど違います。
女性の死亡保険は男性と比べて安いのに対し、医療保険やがん保険などは平均寿命・余命の長い女性の方が高くなります。

死因別の死亡率で一番高いのは悪性新生物(がん等)で、次に高いのが心筋梗塞などの心疾患なのだそうです。
ペニシリンの発見により昭和初期に大きく死亡率を下げている結核はまた徐々に増えつつあるらしく、過去の病気ではなくなってきています。

自動車は日常生活を送る上で身近なものですが、その保険となるといまいち理解しきれていないことが多々あります。
それは医療保険や死亡保険などの保険にも当てはまるかと思います。
普段聞くことのできないお話を聞くことができて、とても貴重な時間を過ごすことができました。

上田様、この度はお忙しい中ご講演頂き、本当にありがとうございました。

続いて、賞与支給式を行いました。

まず社長より、原子力部への好評価と、無事故・無災害の年末とし、来年も大きな案件を取れるようにしましょうとのお話を頂きました。

その後、賞与の支給を行い、社長より一人一人に手渡されました。

今年も残すところあとわずかとなりましたが、小さな事故も起こさぬように気を抜かず、日々の業務に努めていきたいと思います。