講演会及び忘年会の実施②

12月21日(土)

講演会に引き続き、忘年会を実施しました。

まず初めに、株式会社いわきデイクルーズ 代表取締役 鈴木秀夫様ご夫妻へ、鈴木会長より感謝状と記念品を贈呈しました。

乾杯の挨拶と共に懇親会がはじまり、会場のあちらこちらでお酌をしたりされたり、”ありがとう”の声であふれていました。

ほどよくお酒が回り、賑やかな笑い声が聞こえてくるようになったころ、ビンゴ大会が始まりました。
はじめはなかなかビンゴが出ず、リーチが何個もある人が多いようでした。
待望のビンゴになった人は、駆け足で景品の抽選に向かっていました。

時間はあっという間に過ぎ、忙しくも充実した一年を締めくくりました。

残すところあと約一週間となりましたが、来年もより良い一年を迎えられるよう気を抜かず努めて参ります。
令和となって初めての忘年会、今年も一年本当にお疲れ様でした。

講演会及び忘年会の実施①

12月21日(土)

株式会社いわきデイクルーズ 代表取締役 鈴木秀夫様ご夫妻、いわき消防本部 総務課 参事兼総務課長 大平公規様、いわき市消防団 第4支団 支団長 丹野正彦様をお招きし講演会を行いました。

1.株式会社いわきデイクルーズ 代表取締役 鈴木秀夫様

今年の9月に遊覧船事業に幕を引いたいわきデイクルーズ。
いわきのまちを元気にしたい、この海で何か町おこしはできないだろうかという強い思いから始まりました。
漁業が盛んだった小名浜で始めた遊覧船事業、当初は中々浸透せず、客足は伸び悩んでいました。
ですが、営業の弛まぬ努力が実を結び、少しずつ観光客を増やしていきました。
その後、いわき・ら・ら・みゅうやアクアマリンふくしまなどが建ち、「みなとオアシス」10選の第2位に選ばれるほどの観光地になりました。
小名浜観光の先駆けとして、いわきデイクルーズは小名浜に、いわきにたくさんの元気をくれました。
鈴木様は、遊覧船事業を行うにあたり、安全運航はもちろんのこと、まずは健康であることが大事なのだと仰っていました。

 

2.いわき市消防団 第4支団 支団長 丹野正彦様

消防団は1市1団(7支団47分団327班)で構成されます。
1~7支団にはそれぞれ担当地区が決められており、丹野様が支団長を務める第4支団は、常磐・遠野地区を担当されています。

消防団に所属する方々は、本業を持ちながら「自分たちのまちは自分たちで守る」という精神に基づいて地域の安全と安心を守るために活躍される、言わば地域防災の要です。
消防団員の定数は全体で3800人、現在は残念ながら400人以上不足しているのだそうです。
消防団は地域における消防力・防災力の向上において重要な役割を担っています。
自分の住む地域の役に立ちたいという考えを少しでも持っている人は、入団されてはいかがでしょうか。

 

3.いわき消防本部 総務課 参事兼総務課長 大平公規様

いわき市消防本部は、5署1分署7分造所で構成され、ポンプ車や救急車、はしご車などの消防車両を82台配備しているそうです。
台風19号の時などには救助ヘリを派遣するなど、被災者の救助などに尽力してくださいました。
今回のご講演では、特に被害の酷かった平・平窪地区を中心とした被害状況を写した写真を見せていただきました。
川の氾濫など、スマートフォンに送られてくる災害情報には文章しかありません。
被害にあった地域の実際の写真を見ると、川と地面の境目は曖昧になり、文字だけでは分からなかった凄惨さが伝わってきました。
台風19号の爪痕が残るうちに、10月25日の大雨に襲われたいわきですが、避難勧告が出された地域では、逃げない人も多いのだそうです。
事前に避難場所を調べ、警戒レベル4や5に上がる前に避難できるように準備しておくのが今できる最善策なのだと思います。

短い時間ではありましたが、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

この度はお忙しい中ご講演をいただきました鈴木様ご夫妻並びに大平様、丹野様、誠にありがとうございました。

防災訓練の実施

11月30日(土)

3月に続き今年度2回目の、全員参加による火災発生を想定した防災訓練を以下の通り行いました。

第1部:趣旨説明,DVD視聴
第2部:避難訓練
第3部:消火訓練

第1部では、火災発生時の通報方法と避難する際の流れ、屋内消火栓及び消火器を使った初期消火の手順を学びました。

DVD視聴後、第2部 避難訓練へと移ります。

第2部ではまず、火災発見からの初期消火指示、通報訓練を行いました。
通報者は住所や火災の発生場所、怪我人の有無などを消防署へ伝えます。
実際に火災が発生した際、パニックになり正確な情報が伝わらない可能性があります。
今回の訓練では、落ち着いた対応が出来ていたので、迅速に避難を開始することが出来ました。

非常ベルが鳴り、避難誘導者の指示に従いながら非難を行います。
火災発生及び避難の場内アナウンスが流れる中、速やかに避難場所へと集合することが出来ました。

避難後の点呼を終え、第3部へと移ります。

第3部では、屋内消火栓と消火器を用いた消火訓練を行いました。
まずは屋内消火栓を使用した放水消火を4組(3人1組)が実践しました。
ホースが折れていないか確認しながら、放水開始の合図を送ります。
火元と仮定した的へ向けて放水し、鎮火を確認後、放水中止の合図を送って消火が完了します。


次に訓練用水消火器を使用した初期消火訓練を行いました。
安全ピンを引き抜いてからホースを外し、先端のノズルを持って火元に見立てた的へ向けます。
レバーを握ると水が勢いよく噴出され、手前から掃くように左右にホースを動かしながら消火を行いました。

今回の防災訓練では3月にも行った訓練内容に加え、水消火器を使用した初期消火の訓練を盛り込みました。
一人でも使うことのできる消火器の使い方を覚えることによって、火災の被害を少しでも抑えることが可能になります。

火災を起こさないようにすることはもちろんですが、もしもの際は訓練で学んだことを活かすことが出来ればと思います。

社員並びに訓練に参加された協力会社の皆様、お疲れ様でした。